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奈良通信 秋号


いつもインクノットをご利用いただきありがとうございます。
今年もコロナに翻弄された夏山シーズンでした。来年の夏こそは本来の山小屋の形を、と願ってもやみません。コロナも少し落ち着き(油断はできませんが)秋山シーズンや通年営業の山小屋様においては今後ともお役に立てるように情報発信をしていきたいと思います。

久しぶりの奈良通信・秋号。
コスモスや紅葉の前に初秋を彩る彼岸花。毎年気候は違えど必ず秋彼岸の時期に咲くのが不思議な彼岸花。彼岸花の風景を求めて奈良の明日香を訪ねました。

☆稲淵棚田・案山子ロード
奈良の明日香村。石舞台古墳から徒歩20分ほどに位置する稲淵地区。なだらかな斜面に棚田が続く田園地帯は「日本の棚田百選」にも選ばれています。
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この風景を守り後世に残し伝えていくために毎日頑張って田んぼを見守る案山子たち。
例年秋彼岸の時期開催される「案山子コンテスト」、コロナ禍の今年も無事に開催されました。
私が行った日には投票は終っていましたが、今年は「マスクの似合う案山子」というテーマでした。

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コロナガ収マリマスヨウニ。今年も切実な願いが込められています。案山子と彼岸花が季節感を感じます。
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マスクの似合う女の子。今年も鬼滅ブームは続きそうです。これだけ禰豆子を連れてたら鬼も逃げそう?
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今年の顔といえばやはりこの人!昨年志村けんさんの大きな案山子が立っていた場所です。別々の画像なので分かりにくいですが、大谷くんだけは遠くからも一目で分かる巨大案山子。
他に五輪をあしらったアマビエ、大坂なおみ選手、など・・。作った人たちのアイデアや気持ちが見る人の心を楽しませます。

☆九品寺
せっかく明日香まで来たので、満開の彼岸花がもっと見られる場所を・・と向かった先は葛城山麓・九品寺(くほんじ、と読みます)。葛城古道の道中にあるこのお寺は奈良時代に行基が開いたと伝えられています。
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境内の中ではなく、空き地に敷き詰められた彼岸花(つまり、お寺が管理しているのではありません)。彼岸花って田んぼや道端にまばらに咲いているイメージがあったので、こんなに密集している風景は初めて。しかしよく見ると・・

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まばらになっているのがわかります。地元の人たちが空き地に植えた彼岸花ですが、観光地として有名になったことから訪れる人も増え、一部のマナーの悪い見物客が踏み荒らし、花の面積は半分くらいになっているとか。ほとんど砂地の場所でポツンと咲いている彼岸花を発見。このまま力強く生き残り、仲間を増やし、来年にはもっとたくさんの彼岸花が咲き乱れますように。